10年も続いた慢性腰痛・・臨床報告

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先日、ご紹介した記事「右腰の痛み・・・しつこい腰痛がはじめて改善しました!」

今回は、その臨床報告のご紹介です。

40代、女性、翻訳業

主訴:右側の腰痛、左足首の痛み

始めは10年ほど前から、きっかけは仕事が忙しく座りっぱなしだったこと。

常に症状があり、体を動かそうとすると特に痛む。

痛みの程度:6/10

いろんな治療院に行かれた経験もあったようですが、なかなか治らなかった腰痛のようです。

『この症状のポイント3つ』

1、学習された体のクセ

2、筋肉のコリのパターン

3、学習された思考のクセ

さまざまな見立て、様々なアプローチがあると思います。

私の持っている引き出しから見えてくる見立てはこんな感じです。

1、学習された体のクセ

学習された体のクセとは、働き過ぎのところと、さぼっているところのバラツキ。

私は、アクティベータ療法という施術・分析方法を用いているので、それを神経の機能異常として捉え、全身的に分析。

そこで見えてくるのは、骨盤から左腰部、そして左脚への機能異常。

2、筋肉のコリのパターン

身体は、過去を記憶してます。

筋肉の触診で確認してみると、筋肉のコリのパターンからより詳細が推測できます。

第一段階として、左腸腰筋、左腹直筋の過緊張。

身体の構造的・機能的に、過緊張を起こしやすい筋の一つ。

第二段階として、左腰方形筋、左腰部起立筋。

腹部の筋の過緊張と拮抗して過緊張を起こしたと思われ、

第三段階の右の中殿筋の過緊張へとつながっていると思われる。

この筋肉のコリのパターンは、臨床でよく見受けられ、

問診時、足の組むクセや座っているときの姿勢などから推測でき、

実際に、筋肉を緩めるアプローチを行うと、その順番を考慮すると筋肉が効率よく緩んでくれる。

右の腰椎と仙骨の接合部に最も痛みを訴えているのは、

左右の機能異常のひずみ、筋肉の過緊張の分岐点となり、最も負担が大きい部位だったのではないかと推測している。

3、学習された思考のクセ

思考のクセ、または脳のクセと言ってもいいかもしれません。

身体を緊張させているときに、脳も緊張すれば、身体の緊張はより強くなり、また記憶してしまいます。

分かりやすい例えとして、大事な面接や会議、試験の前。

誰もがこわばったり、肩がこったりした経験があるじゃないでしょうか。

この方も、仕事で緊張して、または氣を張って、ずっと同じ姿勢でいることがおおいのでしょう。

その脳の過緊張のパターンも、適切な施術で解放してあげることで、体も心もちゃんとリラックス。

身体の状態と心の状態、いろんな角度から捉えていくと、症状が3次元的、そして時間も含めて4次元的に掴めてきます。

お困りの症状、4次元的に捉えてみませんか?

陽開カイロプラクティック 代表 山中英司

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